こんにちは。2021年8月末に悪性リンパ腫(Tリンパ芽球性リンパ腫)の8ヶ月に渡る入院での治療が終了して、最後の維持療法(全74週)治療中の4才ゆーたんのママです。
維持療法35週目です。
退院して8ヶ月が経ちました。
入院していたのも8ヶ月です。
あっという間に入院していた時と同じ月日が経ちました。
本当あっという間。
入院中の8ヶ月は先が見えずとにかく長かった。
退院して日常生活が戻ってくると入院中のことはすっかり忘れ、病気のことも普段は忘れてしまうくらいです。
当たり前に毎日を過ごしています。
幼稚園に入園して2週間。
今朝もゆーたんは泣きながらバスに乗った。
お弁当を幼稚園で食べるのは嫌だというので、今日もお昼を食べずにお迎え。
迎えに行くと、ニコニコのゆーたん。
まだまだ、慣れるまでには時間がかかりそうだけど、今日もこうして普通に過ごせていることがどんなに幸せなことか。
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入院中、ゆーたんと同じ病気で闘っていたお兄ちゃんが旅立った。
中学生で難しいお年頃のはずなのに、誰に対しても優しく、プレイルームに顔を出してはゆーたん含む小さな子達とも一緒に遊んでくれた。
ママさんはとっても聞き上手で病棟のママたちの話に耳を傾け、みんなを励ましてくれていた。
私も何度ママさんに励まされたことか…
治療を終え、退院していくお兄ちゃんを見送った時の嬉しそうに微笑む姿が思い出される。
でも…
お兄ちゃんは退院直後のペットCTで再発が判明…
転院された。
転院後も度々連絡をくださり、お兄ちゃんが大変な時にもかかわらず、ラインのやりとりの中で少しのことで弱気になっている私に気がつき励ましてくれたママさん。
いつでもどんなときでも、前向きになれる言葉をかけてくださる、本当に頼りになるママさん。
辛い治療を乗り越え、退院できたと連絡がきたのは去年のクリスマス前。
本当に嬉しかった。
なのにそれから僅か4ヶ月。
こんなにも早く進行して、旅立ってしまうなんて……
なんで……
辛い治療をあんなにがんばったのに……
ママさんのことを思うとなんて声をかけたらよいのかわからない。
何か力になりたいのに、何もできない…
たくさん励ましてもらったのに…
お兄ちゃんが頑張って闘っていた姿は忘れない。
まだ3才で薬の影響を自分の口で説明できないゆーたんにかわり、薬をいれたらどんなふうになるのか教えてくれたお兄ちゃん。
その情報は先生よりも具体的でありがたかった。
プレイルームで一緒に遊んでくれた。
少し部屋に戻りたい時にみててくれた。
ゆーたんがぐずっていると、面白い写真アプリで笑顔にさせてくれた。
Tくん、本当にありがとう。
Tくんの優しさ、笑顔いつまでも忘れない。
ママさん、お辛い毎日だとは思いますが、どうか体を大切に…
心が未熟な私はなかなか連絡ができないけれど、いつかまたお会いしたいです。
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お弁当は絶対持っていかないゆーたん。
せめてお弁当を食べる練習を。
お昼はお家でお弁当食べました。