病気発覚まで④〜告知①(2021.1.6)〜

こんにちは。Tリンパ芽球性リンパ腫の8ヶ月に渡る入院での治療が終了して、最後の維持療法(74週)がはじまったばかりの4才ゆーたんのママです。

維持療法8週目です。

急に寒くなり風邪をひかないか心配になりますが、ゆーたんは元気いっぱいです。

今日はゆーたんの病気発覚までの記録の続きです。

悪性リンパ腫を告知された日の話です。

思い出すと本当に辛いですが、ゆーたんの闘病の記録として記します。

病気発覚まで①〜予兆〜

病気発覚まで②〜緊急搬送①〜

病気発覚まで③〜緊急搬送②〜

T病院のICUへ緊急搬送された翌朝、おねえちゃんは新学期。

一睡もできずに朝を迎えた。

カーテンを開けると良い天気。

全身管だらけで一人で頑張っているゆーたんを思い朝から涙が出た。

昨晩12時頃までおねえちゃんは眠ることができなかったと聞いた。

休ませようかとも思ったけど新学期だし半日で終わるし、午前中にゆーたんの病院へ必要な荷物を届けるために、おねえちゃんを起こして準備をした。

おねえちゃんを不安にさせないために、おねえちゃんの前では絶対に泣かない。

普段通りに振る舞う。

そう決めていたので、普段通りを装った。

ゆーたんがいなくて心配そうなおねえちゃん。

でも昨日別れる時はママも一緒にゆーたんと入院だと話していたのだが、起きたらママが帰ってきていたので安堵していた。

荷物が多かったので学校まで送って行った。

幼稚園の時、園のバス停が一緒で仲良くしてもらっているバス停メンバーのママたちも揃っていた。

帰り道、ゆーたんが昨晩入院したことだけを話した。みんなとても心配してくれた。

詳しいことは病名が分かり次第話すことにして、1番家が近いSくんママには、この後病院に行くから帰りが間に合わない場合お願いした。

Sくんママにはこの日から大変お世話になることになる。

それこそ一生かけてもお返しが間に合わないほどお世話になっている。

おねえちゃんを送って家に帰るとパパと2人っきり。

いつもいるはずのゆーたんがいない。

春になってゆーたんが幼稚園に入園したら、ゆっくりコーヒーを飲みながら朝ごはんを食べたいと思っていたけど、こんな形でゆーたんのいない朝を迎えることになるなんて。

朝から涙が止まらない。

食欲もまったくないので、昨晩搾乳機を届けてくれた弟がその時持ってきてくれたウィダインゼリーを飲んだ。

昨日着ていたゆーたんの洗濯物を干しては泣き、ゆーたんに届ける荷物を準備しながら泣き、涙が止まらない。

ゆーたんが寂しくないよう、お気に入りのアンパンマン、カレーパンマン、食欲パンマンのぬいぐるみと、クリスマスにサンタさんにもらったばかりのプラレールのパーシーとトーマスに名前のはんこをおした。

このはんこも幼稚園グッズにおすために最近購入したもの。

こんな形で使うことになるなんて。

おもちゃの他に、おしりふき、こっぷ、歯ブラシ、バスタオル、フェイスタオルを用意。

10時になってお店があくと、シャンプー、トリートメント、ボディーソープ、オムツを買いに行った。

オムツは病院からの指定で寝たまま取り替えられるテープタイプ。今になってテープタイプのオムツを買うことになるとは。

トイレトレーニングも終盤を迎えていたのに。

買い物が終わるとそのまま電車に乗りゆーたんの病院へ。

電車の中でかったものに名前をかいた。

病院に着いて受付に荷物を預けようとしたら、ICUまでくるよう言われた。

ICUへ向かう途中、昨晩お世話になったICUの先生に会った。

声をかけると、なんだか転院の話を当然のようにさらりとされた。

この時点で20センチの腫瘍は良性だと信じている私たち。

昨晩の説明で悪性なら転院ときいていたので、転院の話が出るなんて、そんなの受け入れられなかった。

ICUへいくと、昨日はもうICUへは入れないと説明されていたがゆーたんに会えることに!

とても嬉しかった。

半日ぶりのゆーたん。顔がむくんで唇がガサガサだった。

呼吸器苦しいよね…

頑張ってるね….

ゆーたんの手を握り話しかけた。涙が止まらない。

病気の特定をするために、肺に溜まっている水をだすために管をいれて、その水を検査に出す話をきいた。

そして県内でこどもの腫瘍を見れる病院へ転院することがきまっていた。

午後3時頃、転院先のC病院の先生がきて検査をしてくれるから、その時詳しい話をすると言われた。

両親が揃っていなくても大丈夫と言われたので少し悩んだ。

昨日一日おねえちゃんには寂しい思いをさせてしまった。

午後からまた出かけたらまた寂しい思いをさせてしまう。

それでもやっぱり行くことにした。

とりあえず、お昼前に帰ってくるおねえちゃんのお迎えに間に合わないので、Sくんママに連絡しお願いをした。そして母親にきてもらうことにした。

お昼過ぎに家に帰った。

おねえちゃんはやけにハイテンションだった。

何か確認することがあり、担任の先生へ電話した。

ゆーたんが入院したことを先生におねえちゃんが話していたようで、先生がとても心配していた。

とりあえず現状を説明し、後日改めてお話しをすると電話をきった。

お昼は母親が作ってくれた焼きそばをたべた。

全然喉を通らない。

それをみておねえちゃんが心配している。

午後からまたゆーたんの病院にいくけど、寝るまでには帰ってくる約束をした。

パパと話をして、もし先生の話が長くなりそうだったら、先に私は帰ることにした。

今夜はおねえちゃんのそばで一緒に寝てあげたかった。

14時過ぎに再び電車に乗って出かけた。

さっきゆーたんの唇がガサガサだったのでリップクリームを持っていくことにした。

足取りがとても思い。

怖くてたまらない。

長くなってしまったので、病院へついてからの話は次にかきます。

2020年11月30日

この頃からゆーたんの腫瘍は大きくなったとみられている。

従姉妹達とディズニーランドホテルへ。

これがゆーたんが元気だった頃の最後のお出かけ。この日、午前中に咳がでていたおねえちゃんは病院へいった。この時病院へついて行ったゆーたんも一緒に診てもらっていたら違う未来があったのかなぁ……

続きはこちら

病気発覚まで⑤〜告知②〜

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