最後の治療が始まる前に思うこと

こんにちは。Tリンパ芽球性リンパ腫5クール目治療目前の3才ゆーたんのママです。

明日から5クール目がスタート。

1月に入院してから7ヶ月近く。

いよいよ最後の治療となります。

5クール目は2クール目とほぼ同じ。2クール目の半分の日数。

長い入院生活を思い出してみると、2月中旬から3月にかけて一番元気だった。ステロイドがおわり、眠れるようになり、歩けるようになり、毎日元気いっぱいプレイルームで遊んでいた。

その時の治療がちょうど、2クール目。

最後の治療は元気いっぱいなゆーたんでいられそう。

そして5クール目にして、ゆーたんの病名を正確にブログに記すことにしました。

私はまだ心が未熟で同じ病気の方のブログを検索するまでには至りませんが、同じ病気だったらどんな治療でどんな経過をたどるのか気になるのも本心です。

幸い、病棟にまったく同じ病気のお兄ちゃんが闘病していたため、私はそのお兄ちゃんやママから話を聞き、たくさん励ましてもらうことができました。

だから検索するまでに至らないのかも。

今後ゆーたんと同じ病気の方に、少しでも情報提供ができればと思い、病名を記すことにしました。

最後の治療前に、わたしにはかなり悔しいことがありました。

病棟で同時期に闘っていたお兄ちゃん。

ゆーたんより2ヶ月程早く入院されていたので、本当に心強い仲間だった。

お兄ちゃんの退院が決まり、自分のことのように嬉しくて嬉しくて。

お兄ちゃんの退院はゆーたんの希望。

ゆーたんも絶対退院できる!そう強く感じた。

なのに数日後ママさんから退院後にとったペットCTの結果が悪かったと連絡が…

目の前が真っ暗になった。

あんなに辛い治療を乗り越えたのになんで?

なんでなの?

気の利いた返事が何一つできなかった。

どうやら残りのガンが消えたらおわりではないらしい。移植も必要とのこと。何をいっても励ましにはならない。どう答えるのが正解なのかわからない。

でも、おにいちゃんには絶対生きてほしい。

退院の日、生きようねとママさんに言われた言葉の意味。思っていた以上に深い。

標準治療が終われば元気になり退院できると思っていた。

でもどうやら違うということを最近思い知らされる。

同時期に闘っている仲間達。

みんな生きるために辛い治療をがんばっている。

でも、中にはこれ以上治療法がないと延命治療を始めた仲間がいる。

化学療法でガンが消えない仲間がいる。

移植をする仲間も後をたたない。

これがゆーたんのいる世界の現実。

すべては生きるために。

今は生きるために治ると信じることしかできない。

残り2周間。

ゆーたんのすべてのガン細胞が死滅してくれますように、、、

治療終了後のペットCTですべてがきまる。

寛解という言葉をきくことができますように。

残り2週間、全力でゆーたんを支えたい。

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